薬の飲み方
どうも、ゴリ薬です。
今回のテーマは「薬の飲み方」です。
この記事でわかること
- 服用時点の種類
- 各服用時点の時間帯
- 薬を飲んでから排泄されるまでの過程
それではいってみましょ~!
服用時点とは、医薬品を飲む時間帯、のことです。
その種類は、起床時、食前、食直前、食後、食直後、食間、寝る前の7時点に分けることができます。
上記以外にも、9時、11時、15時など時間指定される用法もありますが、ほとんど出会うこともないし、時間指定されているので迷うことなく飲むことができるので割愛します。
各項目の時間帯はそれぞれ下記になります。
起床時:起床後30分以内。
食前:食事をする30分前。
食直前:食事をする5~15分前。
食後:食事後30分以内。
食直後:食事直後~15分以内。
食間:食後2時間後程度。
寝る前:就寝前30分。
食後や食前は見たままの時間帯ですが、その感覚で食間を考えると【食事している間】ととらえる方がいらっしゃいます。
しかし、食間は【食事と食事の間】の空腹時ですので間違わないようにしましょう。
では飲んだ薬はどのような過程を経て効果を発揮していくのか解説していきます。
一般的な薬は服用後、吸収→分布→代謝→排泄という過程を経て体の外へと出ていきます。各段階では下記の通りとなっています。
①口から入った薬が胃や腸で溶けて吸収される:吸収
②吸収された成分が血液に乗って全身に分布され効果を発揮する:分布
③分布された成分が肝臓や腎臓を通過する際に代謝され効果をなくす:代謝
④便や尿として排泄される:排泄
服用時点を間違えてしまうと、①の段階である吸収に影響が出てしまうため、吸収量が増えてしまったり、逆に減ってしまうということになります。
吸収量が増えて効果が良くなるだけならいいのですが、副作用に発現率も高くなってしまいます。
吸収量が減ると服用の頻度は下がるかもしれませんが、期待された効果が発揮されない恐れもあるので、しっかりと用法を守り服用をするように心がけてください。
もし、用法を間違えてしまった場合やわからなくなってしまった場合は、最寄りの薬局やかかりつけ薬剤師に相談するようにしましょう。
ここまで「薬の飲み方」について紹介してきました。
これからお薬を飲むときのお役に立てたらと思います。
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ありがとうございました。